「子どもが何日もうんちをしていない…」「毎回いきんでいてつらそう」
そんな”子どもの便秘”に悩むママ・パパは少なくありません。
便秘は放っておくと、排便がますます嫌になって悪循環に。
今回は、子どもの便秘の原因と家庭でできる対処法、受診の目安までをわかりやすく解説します。
子どもの便秘とは?何日出なければ便秘?
便秘の定義は年齢や体質によって異なりますが、一般的には「2~3日以上排便がない」「排便があっても硬くて出にくい・痛がる」といった状態が続いていれば便秘の可能性があります。
- 毎日出ていても、出すのに時間がかかる・苦しそうなら要注意。
- 逆に、数日に1回でもスムーズなら問題ないことも。
子どもが便秘になる原因
子どもの便秘は、生活習慣や心理的なことが原因となることが多いです。
野菜・水分不足
食物繊維や水分が足りないと、便が硬くなってしまいます。
運動不足
腸の動きが鈍くなり、便がたまりやすくなります。
トイレを我慢する
特に幼稚園や小学校で「恥ずかしい」「時間がない」といった理由で我慢する子も多いです。
生活リズムの乱れ
朝食を抜いたり、寝不足が続いたりすると、腸の活動にも影響します。
年齢別|子どもの便秘の特徴と対処法
赤ちゃん(0歳~1歳)の便秘
- 母乳やミルクの量・種類の影響を受けやすい時期。
- 綿棒浣腸や腹ばい運動で腸の動きを助けてあげましょう。

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幼児(1~5歳)の便秘
- 好き嫌いや偏食、水分不足が原因になりやすい時期。
- トイレに座る習慣を毎日つけることが大切です。

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小学生(6歳~12歳)の便秘
- 学校でのトイレを我慢したり、ストレスが影響したりすることも。
- 家庭でリラックスして話せる雰囲気づくりも大切です。
家庭でできる!便秘解消のための食事と生活習慣
食事編
- バナナ・さつまいも・ヨーグルト・ひじきなどの食物繊維を意識して。
- 水分補給は1日3~4回以上、こまめに。
- 朝ごはんをしっかり食べることで腸が目覚めやすくなります。

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生活習慣編
- 毎日同じ時間にトイレへ座る「排便リズム」を習慣に。
- 運動(軽いジャンプやお腹をひねる体操)も腸活には効果的です。

オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やし、自然な排便をサポートします。
病院に行く目安と受診時のポイント
以下のような症状がある場合は、小児科や小児外科に相談しましょう。
- 4日以上排便がない
- うんちが石のように硬く、出血を伴う。
- お腹が張っていて苦しそう
- 食欲がなく、機嫌も悪い
よくある質問Q&A
Q.子どもに便秘薬を使っても大丈夫?
A.医師の指示があれば問題ありません。市販薬を使用する前に、必ず小児科で相談しましょう。
繰り返す便秘は病気?
A.稀に腸の病気やアレルギーが関係していることもあるため、長期化する場合は検査も考慮を。
うんちを嫌がる子への声かけは?
A.「出たらスッキリするね」「今日は○○が食べられるね!」など、前向きな声かけが効果的です。
まとめ|子どもの便秘は早めの対策がカギ!
便秘は放っておくと「出すのが怖い」「トイレが苦痛」という気持ちになり、どんどん悪循環に陥ります。
毎日の食事や生活習慣の見直しからはじめ、必要であれば小児科に相談することが大切です。
子どもが笑顔で「うんち出た!」と話せるよう、無理なくサポートしていきましょう。
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