「赤ちゃんのしつけって、いつから始めるべきなの?」
育児書にもはっきり書いていないこのテーマに、私も初めての育児中とても悩みました。
怒ってしまって後悔したり、まわりと比べて焦ったり…。
この記事では、「赤ちゃんのしつけはいつから始めればいいのか」という疑問に対して、月齢別の対応や優しいしつけ方を私の体験談も交えてご紹介します。
「しつけ」って何?赤ちゃんにも必要?
まず知っておいてほしいのは、「しつけ=怒ること」ではないということ。
赤ちゃんにとってのしつけは、信頼関係を築きながら社会性の土台を育てる関わりです。
例えば「してはいけないことはしっかり伝える」「良い行動は褒める」など、愛情ベースの関わりが”しつけ”の第一歩なのです。
赤ちゃんのしつけはいつから始める?月齢別の目安とポイント
【0~6か月】安心感が第一!しつけの準備期
この時期はまだ”しつけ”というより、「信頼と愛着の土台づくり」がメインです。
泣いたら抱っこ、笑いかけて声をかける…その積み重ねが、後のしつけが伝わる土壌になります。

実際、赤ちゃんのしつけはいつから始めればいいか迷っていましたが、まずは”安心感”からだと気づきました。
【7~12か月】「ダメ」を伝えてもOKな時期に
好奇心がどんどん育つこの時期は、危ない行動に対して「ダメ」と伝えることも大事。
まだ言葉は理解しきれませんが、表情や声のトーン、繰り返しの声かけで”いけない”が伝わるようになります。
例:コンセントを触ろうとしたら「痛いよ」「危ないよ」と真剣な顔でストップ。
それだけで、赤ちゃんは少しずつ「やっちゃいけない」が分かってきます。
【1歳~】ルールの導入スタート!
歩けるようになると行動範囲が広がり、物を投げたり、お友達を叩いたりという行動も出てきます。
この時期は、「して良いこと・悪いこと」を具体的に伝えることがしつけの基本になります。
赤ちゃんに効果的なしつけの方法5選
1,ポジティブな声かけで関係づくり
何よりも大切なのは、赤ちゃんとの信頼関係。
たとえば、おもちゃを片付けたら「すごいね!できたね!」と笑顔で声をかけるだけで、”褒められるとうれしい”が習慣になります。
2,危険なことはしっかり伝える
手を挟みそうになったり、熱い物に触れようとしたら、真剣なトーンで「ダメ」と短く伝えることが大事です。
3,良い行動を見逃さずに褒める
しつけ=注意ではなく、「いい行動を伸ばす」ことこそが本質です。
「貸してあげられたね!」「ちゃんと待てたね!」のような声かけを意識すると◎。
4,生活リズム(ルーティン)を整える
毎日決まった時間に寝る・食べる・遊ぶなど、生活にリズムがあることで自然と”ルール”が身につきます。
5,親が見本になる
親の言動をよく見ている赤ちゃん。「ありがとう」「ごめんね」「どうぞ」など、日常でお手本を見せるのが最良のしつけです。
私が実践した”怒らないしつけ”の体験談
うちの子は1歳前後、スマホに興味津々で…。
何度も触られてイライラして怒ってしまったこともあります。
でもある日、「これはママの大事なものだよ。代わりにこれで遊ぼうね」と、専用のおもちゃスマホを用意したところ、満足して遊ぶように!
この時実感したのは、「怒るより、”どう行動させるか”に目を向ける」ことの大切さでした。
よくある質問(Q&A)
Q.赤ちゃんに怒ってしまうのはダメ?
A.感情が出るのは自然なこと。怒る=ダメ親ではありません。
でも「怒る」よりも「伝える」ことに意識を向けると、しつけはもっと楽になります。
Q.しつけが遅れると将来に悪影響?
A.全く心配ありません。焦らず、子どもの発達に合わせた関わりをしていけば、自然と社会性は育ちます。
Q.他の子と比べてしまって焦ります…
A.気持ちはとても分かります。でも、しつけのスタート時期や反応は子どもによって違って当然。
比べるより、「うちの子には何が合うかな?」と考える方が前向きです。
まとめ|赤ちゃんのしつけは「いつから」より「どう関わるか」が大切
しつけは、「いつから始めるか」も大切ですが、もっと大切なのは、子どもとどう関わるか・どう伝えるかです。
まずは、赤ちゃんの気持ちに寄り添い、信頼を育てるところから。
焦らず、怒りすぎず、「あなたのことが大好き」という気持ちを軸に育児を楽しみましょう。
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